Mr.サンデー「感動おじいちゃんの方眼ノート…孫娘の暖かいツイートで完売」した様子が伝えられるようです。
だいぶ前に、ニュースでみましたが、何か新展開？とかあるのかな？？？
ということで、少し調べてみます。
おじいちゃんの方眼ノートとは？
どのページ開いても見開き1ページになる方眼ノート。
このアイデアで特許を取ったそうです。
作成されたのは、中村印刷所の社長の中村輝雄さん（72）と、製本業を営んでいた愛空さんの祖父（79）さん。
2年間かけて2人で試行錯誤の末に完成させたそうです。
他の方眼ノートとの違いは
普通のノートは、見開いたときに真ん中がふくらんで、手で押さえていないと閉じてしまうことがありますが、おじいちゃんが作った「方眼ノート」は水平に開きます！
それはどんなすごい事かというと
コピーやスキャンした時に真ん中に黒塗り部分が入らず、見開きのギリギリまで書き込むことができるということになります。
そして、おじいちゃんの・・・とあるように、この方眼ノートがひろまった経緯が感動的なんです。
どうして広まった？
ある女子専門学校生がツイッターでつぶやいたことで、注文が殺到するようになったんです。
そう、その女子専門学生とは、お孫さんです。
特許をとり、作ったものの、売れ行きは思うように伸びず、数千冊の在庫を抱えることになります。
「これ、学校の友達にあげてくれ」と渡されたノート。
「学校じゃ、あんまりノート使う人いないしなー。そうだツイッターでやりとりしてる絵描きさんとか喜ぶかも」と軽い気持ちで、「うちのおじいちゃんのノート、費用がないから宣伝できないみたい。Twitterの力を借りる。どのページ開いても見開き1ページになる方眼ノートです。」
とツイートしたことが始まりです。
これが大反響。
わずか数日のうちに、なんとリツイート数は3万件を超えます。
そして、
「これぞ自分が求めていた商品！」
「建築とかしてる方には需要ありそう」
「工業系の息子も欲しいと言っています」
「どこで購入できますか」
といった反響が！！
せっかく良い商品を作っても、知られていなければもったいない話です。
かといって、確かに宣伝費をかけて売れるのか・・・・と悩むところですよね。
結果！！宣伝費をかけずに売れるなんて。
１月の新聞では、３万冊売れたとありました。
スポンサーリンク
どこで購入できる？
おじいちゃんノートの名前は「ナカプリバイン」
・ヨドバシカメラ
・三省堂（都庁店）
・アマゾン
・有隣堂
・中村印刷所公式HP
で購入できるようです。
近々、東急ハンズでも販売開始されるそうです。
価格は、
水平開き・方眼ノート
B5判 1ﾐﾘ方眼ﾉｰﾄ 60ｐ 1冊 260円
B5判 5ﾐﾘ方眼ﾉｰﾄ 60ｐ 1冊 260円
A4判 5ﾐﾘ方眼ﾉｰﾄ 60ｐ 1冊 310円
A5判 5ﾐﾘ方眼ﾉｰﾄ 60ｐ 1冊 213円
手作業で作られているため、1日作業してもできるのは700～800冊。
一冊一冊ノリをハケで3回も塗って強度を高め、開いてもはがれないノートとなっているそうです。
そして、ツイートから約半月後の1月中旬に大手文具メーカーの担当者が印刷所を訪れ、提携に向けた話も始まり、銀行からは融資の申し出まで来たそうです。
すごいですね！
でも、一番驚かれているのは、お孫さんのようです。
おじいちゃん、自転車買えたかな？
