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嵐の涙~私たちに明日はある~(最後の昼ドラ) あらすじ(第13話) ネタバレ!!内容予想!

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第13話が終わりました。
ネタバレですので、みたくない方はみないでくださいね!

第十三話

宮崎工房
里子がくる。
宮崎が茶碗を作っている。
その姿に見とれる里子。
えっ?もうそんな時間ですか?明るくなったから朝になっていたのは気づいたんだけど、参ったなと顔を触る宮崎。
顔に粘土がつき、ハンカチを渡す里子。
かっこ悪いところ見せちゃってという宮崎に、いいえ、さっきの先生すごくかっこよかったです。茶碗作りに集中している先生、すごくかっこよかったですという里子。
お礼をいい、でも納得いったのは今のが初めてで。
でも、一つできました。まだまだこれからですが、一歩目は踏み出せた気がするという宮崎。
ゆっくり練習しましょという里子。
枝川会館
久しぶりですな、葉山さん。夏の茶会以来でしたかな?という大造。
もうそんなにたちましたか?枝川流のことなんてすっかり忘れていましたという葉山。
何をおっしゃる。色々とお気を使っていただいているようでという大造。
はて、何のことか?という葉山に、おかげさまでお土産も準備できましたという大造。
そういえば、こちらの手違いでご面倒をおかけして申し訳ないという葉山。
不透明な会計処理とやらで大変だったでしょうからという大造。
そんなこともありましたかな?という葉山。
まあ、過去のことは水にながして、明後日の合同茶会よろしくお願いしますという大造。
こちらこそ、盲目の新家元のお点前、楽しみにしておりますよ。失礼しますという葉山。
相変わらずでございますね、葉山様という照。
こちらは、同門の本家筋だが、あいつは昔から色々と文句をつけてくるという大造。
きっと、家元とまきお嬢様を恐れておいでなのです。小物ほどよく吠えるともうしますという照。
吠えさせているうちはダメなんだ。照、私は親の欲目なしにまきは枝川流の血脈の中で最も崇高な茶道家だと思っている。目が見えぬだけに、いや、見えぬからこそ、茶の湯の真髄を誰よりもわかっている。そのことは茶道家としての私が嫉妬を覚える程だ。
だが、茶道家であることと、茶道の家元であることは話が違う。家元ともなると、他流派の力関係や3万人の門弟ことも考えねばならない。その意味でまきが家元になったとはいえ、まだまだ私が支えてやらねばならんのだ。
すみれを茶会に参加させるのは、この先の枝川流を思ってのこと。私の後を継ぐまき、まきの跡をつぐすみれまでも他流派を圧倒する。そうすることで、400年、500年と枝川流は続いていく。私はそう確信してる。
剛太郎くんをあの若さで副理事長に抜擢したのも、それが理由だ。私の目の黒いうちに、盤石の体制を作る。それが今の私の命題だという大造。
そこまで深いお考えがあってとは思わなかった。これからも家元についてきますので、何でもいってくださいという照。
まきがお茶をたてている途中で、すみれが、春子に頭が悪いっていった里子がいっていた言葉を思い出す。
宮崎工房
宮崎は、招き猫を作っている。
お茶碗をじっとみる里子。
まだ焼いたわけじゃないけど、素敵だという里子。
形としは、満足している。でも焼きあがってみないと。
もっと数を作らないといけないですよねという宮崎。
割れてしまうこともあるんですよね?という里子。
火の温度や、焼けたまきが跳ねて茶碗を割ってしまうこともある。正直、作った茶碗のうちものになるのは、6、7割。だからこそ、三日三晩、火の神様と戦うんですという宮崎。
本当大変ですねという里子。
でもね、神様も気難しいだけじゃない。火のあたりは一度として同じになることはない。時には奇跡といえる色合いが出ることもある。窯出しをして、そんな茶碗に巡り会えるとき、心が震えるというか、何かこう人知を超えた何かを感じることができる。そんな瞬間があるから陶芸家っていうのは、三日三晩の窯たきに耐えられるのかもしれないいう宮崎。
素敵なお仕事ですねという里子。
先生も素敵な職業だと思う。何でやめちゃったんですか?ときく宮崎。
ある出来事があって、周りのことが信じられなくなって。信じていた人の悪意に押しつぶされそうになって、怖くなって逃げ出した。全ての色が消えてしまったような気がしてという里子。
死ぬことを考えた時のことを思い出す。
きっと大変なことがあったんですね。何も知らずに思い出させてすみませんという宮崎。
こちらこそ急に変な話をしてと謝る里子。
でも、今の里子さんはもう大丈夫なはずです。
あなたには、春子ちゃんがおる。あのこの笑顔は、温かな色に満ちている。そんなあの子の笑顔を作り出したのはあなたです。色が消えてしまったなんて思い過ごしです。あなたの心は豊かな色彩に満ちとります。だから安心して下さいという宮崎。
笑顔でお礼をいう里子。
枝川家
すみれが帰ってくる。
昨日お話ししようとしたことなんだけど、里子さんと春子ちゃんのことでというまき。
そのことでしたら、茶会が済んでからでもよろしいでしょうか?というすみれ。
えっ?というまき。これからおじいさまに稽古をしてもらう。
枝川流として、恥ずかしくないお点前を披露したいのです。お茶会が済むまではそのことだけを考えたいというすみれ。
わかったわというまき。
大造がすみれの稽古をしている。
何度同じ間違いを繰り返すんだという大造。
謝るすみれに、こんなこと、まきは小学1年のころには覚えてたぞという大造。
また、謝るすみれ。
もう一度やってみなさいと言った後、ダメだ。頭で考えるうちは、体が自然に動くようになるまで何度もやり続ける。それが大事だという大造。
はい・・・というすみれ。
少し休憩しよう。夕食後、また最初からだという大造。
はいというすみれ。
ため息をついて大造が入ってくる。
今度の茶会のことなんですが、本当にすみれさんにお点前を任せるんですか?というまき。
お前まで何をいうのだ。このことはすみれのためだけでなく、お前のためでもあるんだという大造。
お父様のお気持ちはわかっています。今回のことも何かお考えがあってのこと。
ですが、すみれさんは、まだ10歳なんです。もう少し子供らしく過ごしてもらってもいいような気がしているというまき。
私は怖い。この先、間違いなく私はお前より先に死ぬ。そのことが怖いのだ。
目の見えぬお前を支えてやることができなくなる。だからこそ、私が生きている間に、何としてもお前を支えてくれる人間を育てあげたいんだという大造。
ですが・・・というまきの言葉を遮り、剛太郎くんも支えになってくれるだろうが、何よりも支えになるのはすっみれだ。私がお前の存在によって支えられたように、お前にとっては、すみれの存在が支えとなる。だからすみれのことは私に任せておきなさいという大造。
わかりましたというまき。
まきは、部屋に戻り、写真をさわり、剛太郎が記憶をなくしてもまきさんと結婚して幸せだ。これも家元のまきさんの思いあってこそと話した言葉を思い出す。
お父様を信じなくては。そうですよね?剛太郎さんというまき。
里子の部屋
テストの採点し、すごいじゃない。ほとんどまるよという里子。
でしょ?春子、やればできる子だもん。でも今日は、全然楽しくなかった。
ほとんどお母さんといられなかったんだよという春子。
そうね。春子頑張ったもんね。ご褒美に、今度の土曜日お母さん工房のお仕事休みだから、一緒にどこかにいこう。春子の好きなところ連れてってあげるという里子。
一日中一緒?と喜び、あの子がいってることは間違えっているってことだよね?
春子、お母さんのおかげでちゃんと勉強できてるよ。そんなこともわからないすみれちゃんの方が頭が悪いんだよという春子。
そんなこといわないの。すみれちゃんだって、悪気があってそんなこと言ったんじゃないと思うよという里子。
どうせもう会わないからいいもん。あの子大嫌いなんだからという春子。
枝川家
大造とすみれがお茶の稽古をしている。
どうぞというすみれ。お点前頂戴いたしますという大造。
お茶を飲み、うん、だいぶ良くなったという大造。
本当ですか?と喜ぶすみれ。
だが、慢心するでない。もしお前が失敗すれば、枝川流だけでない、新しい家元のまきの恥にもなる。明後日の茶会まで、引き続き精進しなさいという大造。
はい。ありがとうございましたというすみれ。
まきの部屋。
まきは、アロマキャンドルをみながら、里子や大造の言葉を思い出す。
すみれは、ベッドで寝ながら、私の失敗はお母さんの恥とつぶやき、ため息をつく。
そして、横にある招き猫をみる。
宮崎工房
まきがきている。
私がお茶会にですか?ときく里子。
ええ、もしよかったら、春子ちゃんと来ていただけないかと思ってというまき。
でも、茶道のこと何もわかりませんしという里子。
無理なこといってしまいと謝るまき。
表情をみて、どうかなされたんですか?と聞く里子。
今回、お茶をたてるのはすみれさんなんです。
私は、亭主役として、お客様をおもてなしし、お茶をすみれさんがたてる。そういう会なんですというまき。
まだ、10歳なのに、すみれちゃん、本当にすごいですねという里子。
まだ、10歳だから心配なんです。春子ちゃんとのこと、実はまだすみれさんとは何も話せてなくて。もし来ていただいたら、仲直りのきっかけになるかもと思ったんです。でも迷惑でしたよねと謝るまき。
そういうことでしたら、お手伝いいたします。春子にとってもすみれちゃんとこのまま仲たがいしたままじゃ後味が悪いだけですし。春子とお伺いさせてもらいますという里子。
お礼をいい、お作法などについては、私が要点をお教えしますというまき。
それで、茶会の日にちはいつなんですか?ときく里子。
今度の土曜日です。何かご予定でもありましたか?というまき。
春子との約束を覚えていながら・・・大丈夫ですという里子。
良かったわ。それでは、今度の土曜日にお待ちしてますというまき。
順子の店。
お茶会?やったー!まきさんにまた会えるんだという春子。
春子、まきさんのことすきなの?という里子。
うん、綺麗だし、お上品だし。
あの子のことは嫌いだけど、まきさんは大好きという春子。
すみれちゃんとも仲直りしなきゃダメよ。すみれちゃん、初めてお茶会に参加するんですって。すごいわよねという里子。
お茶会はいつなの?と聞く春子。
それが・・・今度の土曜日よという里子。
えっ?という春子。
春子と一緒に遊びにいく約束だったけど、それはまた今度でいいわよね?という里子。
何で?だって約束したよね?春子と一日中遊んでくれるってという春子。
ごめんね、春子。
だって、すみれちゃんの初めてのお茶会なのよ?一緒に見に行ってあげても・・・・という里子。
意味がわからない。何であの子のためにお母さんとのお休みを使わないといけないの?喧嘩したのだってお母さんが悪いんだよ。お母さんが春子のことを学校に行かしてくれればこんな事にならなかったのに。
春子との約束の方が先だったのに。私、絶対いかないから。
お母さんなんて嫌い。大嫌いといい、二階にあがる春子。

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感想

春子が怒った理由は、約束だったんですね。
春子のいっていることの方が良くわかります。
里子は、人のことがほっとけない性格なんですね。
それで、事故にあったときも、春子と雄介と会えなかったのに・・・・。
優先順位がちょっと・・・と思ってしまいました。
ま〜、それが里子なんでしょうけど。
大造がまき(子供)を思う気持ちがすごいですよね。

次回予告

春子を怒らせてしまったことと、自分の悩みもあって子育てに自信をなくす里子。
私が育てない方が幸せだったんじゃ・・・と考えるようです。
そんな春子を順子は励ますようです。
そして、茶会は、里子一人でいく様子。
普段着できた里子に、照がそんな格好で・・・というようです。
私の着物をと渡すまき。
雄介にもらった着物の色にそっくりで、雄介の笑顔を思い出すようです。
雄介さん・・・とささやいていました。
合同茶会では、すみれは緊張して、所作を忘れてしまうようです。
それをみて、嫌味をいう葉山。
まきは、気にせず助けるのでしょうか?
すみれは、終わった後なのか、泣き崩れていました。
どうなるのでしょうか?

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