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大奥(悲劇の姉妹) あらすじ ネタバレ!

大奥(悲劇の姉妹) あらすじ ネタバレ!

大奥、悲劇の姉妹、面白かったです。

これぞ大奥って感じの内容がぎゅっと詰まっているような・・・。

最後は、泣いてしまいました。

最凶の女より、私は、悲劇の姉妹の方が面白かったです。

最凶の女のあらすじ

ということで、あらすじを!

ネタバレですので、見たくない人は見ないでくださいね。

内容

これは11代将軍・徳川家斉(成宮寛貴)の青年期の物語です。

始まりは、歌が死ぬところから。

吉野と浦尾が、葛岡様に報告にきたのは、誕生の報告ではなく、ご臨終の報告。

歌は、布団に寝て、手を伸ばしています。

歌と梅が小さい頃に、梅が木の上に登り、お姉ちゃんはずるいというような事をいいます。姉の梅は、その着物も歌の方が似合ってるから歌にあげるといいます。

木から落ちる歌を梅が受け止め、二人で笑あうシーンが流れます。

そして、手を伸ばした先には、梅の姿。

梅の姿は消え、涙を流し歌は息を引き取ります。

そして、物語は、梅と歌が大奥に入る前の話に。

徳川家斉(成宮寛貴)には、御正室・寔子(光浦靖子)がいましたが、形だけで仲があまりよくない。

そのくせ、移り気な性格で毎晩違う女中に手をつける家斉に大奥総取締・大崎局(浅野ゆう子)も呆れていた。

でも、子には恵まれず、家斉の周囲では、家斉の心を掴みお世継ぎを産んでくれる子女を見つけようと躍起になっていた。

側近の中野清茂(板尾創路)は、部下の酒井忠康(温水洋一)の娘が美しいと評判であることに目を付ける。

姉・梅(沢尻エリカ)と妹・歌(蓮佛美沙子)を浜御殿での宴で家斉にお目通しするよういう。

この二人の姉妹は、性格は正反対。

姉の梅はひときわ目を引く美貌と純粋で優しい気性の持ち主。

妹の歌は弓の名手であり男勝りで激しい気性の持ち主。

酒井忠康は、二人に、上様へお目通しの話をする。

梅は、酒井の家のためと大奥へ上がる覚悟を決める。

まだどちらが大奥にいくか決まっていないのに、私が望んで大奥に行きたいとでも?という梅。

そんな梅をみて、「御側室に選ばれるのは姉上でなく私」と宣戦布告をする。

歌は、野心家。父が決めた、その辺にいる男と結婚をして、平凡な生活をするなんていやだ。天下人の妻になり、高みから見下ろす事が幸せと考えている様子。

忠康が饗応役を仰せつかった宴。梅と歌が順番に家斉の前に現れる。

美しく華やかな踊りを披露する梅。それとは対照に、男のような扮装でアクロバティックな舞を披露する歌。

扇子を広げ、家斉に矢でうつように挑戦的な余興を仕掛ける歌。

家斉が魅了され、歌に名前を聞き、矢で射止めたら大奥にくるように歌にいう。

そして、家斉が矢でいようとした時に、宴に紛れ込んでいたある男の矢が家斉の顔をかすめ、歌のもっていた扇子を射止める。

矢を放った男は、歌に想いを寄せている厩番・大月兵吾(渡部秀)。

家斉は怒り、忠康を手討ちにしようとした時に、梅が身を投げ出して命乞いをする。手は震えながらも、私の責任。私をお切りくださいという。

その姿に心を動かされた家斉は、梅に名前を聞き、忠康を不問に付す代わりに梅の大奥入りを命じる。

許嫁である御家人・吉田源一郎(久保田秀敏)に別れを告げ、不安なまま大奥入りした梅。

家斉は優しく、女としての幸せを感じていき、ほどなくして家斉の子を身ごもる。

懐妊をすると、家斉の相手をする女がいなくなる。

側近の中野清茂は、忠康に歌に梅に会いにいかせるようにいう。

懐妊した梅を見舞いに訪れた歌は、豪華絢爛な大奥で別人のような貫禄と自信に満ちあふれた笑顔を見せる梅の姿に驚く。

私も最初は驚いたが、もう慣れた。贅沢になれると戻れないというような事をいう梅。

歌は、嫉妬で手を握り締める。

敗北感と強い嫉妬心が湧いてきた歌。そこに家斉が通る。わざと咳払いをする歌。家斉が梅の妹であったなという。宴の事をあやまる歌。家斉はそんな事は忘れたというが、

私は忘れた事がない。思慕で毎晩涙していると打ち明ける歌。

その後、歌も家斉から大奥入りを命じられる。

歌は懐妊中の梅を差し置き、魅惑的な言動で家斉を誘惑。

家斉は、歌に夢中になるが、家斉が誘うと、梅がいるではないか。私は喜んだら他の女のところにいかれるのが嫌だというような事をいう。

そして、最後には、私のためだけに離れを作ってとお願いする。

了承する、家斉。

梅の子が生まれる。生まれた子は姫だったことに落胆する家斉。

そして、家斉は、歌と初めて一緒に過ごす。

歌は抱かれる前に、姉のところにはいかない事を約束させる。

歌は自分だけ寵愛することを誓わせる。

そして、歌も身ごもる。

梅とすれ違う時に、梅は、年上のものが来たら道を譲るものだというが、梅のところに家斉はいつきた?家斉はもう梅のところにいかないといっていた。私が世継ぎを産むという。

独占欲もどんどん強くなり、家斉に愛されることにより、自分が一番上と思っている様子の歌。

大奥総取締・大崎局(浅野ゆう子)に離れを作れと家斉にお願いすることはあってはならないと怒られても、言い返す歌。

家斉に年とった女の怒った顔ほど醜いものはないと言われ、怒り心頭の大崎局。

そして、家斉がちょっとでも気に入りかけた女がいると、その女の扇子をはたき、お腹の子にさわるなどさんざん文句をいう歌。

そんな歌に疲れた様子の家斉は、梅のところにいき、梅の膝枕で眠る。

夢の中で、10代将軍家治の息子家基と、家治が現れる。

毒を盛ったのは自分の知らなかったことなど言い訳をする家斉。将軍の器ではないなど笑う亡霊。

そして、悲鳴をあげおき、梅にしがみつく。

梅は二人目を妊娠。

つわりで苦しんでいるところに歌が通る。

梅は、一人目を身ごもった時もこうだった。お腹もでて苦しい。歌はお腹もでずに良いなという。

家斉を独り占めしようなど、暴れ馬を棒にくくりつけるようなもの。

そんなことできない。家斉のお望みどおり、お世継ぎを生んでさしあげたいという梅。

怒る歌。

そして、家斉からつわりに効く薬と梅に持っていかせる。

ありがたいと飲む梅。

そして、その晩に倒れる梅。

お腹の子は流れてしまう。

家斉は、流れた子をみて、男の子じゃないか。どうして世継ぎができないんだとでていく。

そこでまた、家治たちの亡霊が現れる。

お前たちの仕業か?世継ぎを作らせないようにしているのかと怒る家斉。

梅は、お腹をさすり、泣いている。

家斉は、歌に、毒のことをきくが、違うという。

そして、側室なのに、えらそうなことを家斉にいう歌。

その背後に、またしても家治たちの亡霊が現れる。

側室の分際でえらそうなことをいうなと怒ってでていく家斉。

その後、大崎局と中野清茂に、歌が恐ろしいという家斉。

歌のことを調べてみますという中野清茂。

家斉が大奥を離れ、日光にいく。

梅と歌は廊下ですれ違う。

梅は、ちょっと聞きたいことがあるという。

姉上も、私が毒をもったと疑っているのか?ときく歌。

そうだと答える梅。何不自由なく育ち、持てるものも持てるだけもち、それでも人のものを奪おうとする。持っていても満足しない。歌が哀れだという。真の幸せはあるのか?という。

負け犬の遠吠えなんてききたくない。

私は勝ち続ける。姉上は負け続けるという歌。

そして、突然倒れる歌。

おさじがきて歌をみる。

梅と大崎局(浅野ゆう子)がおさじに、お腹の子は大丈夫かきく。

お腹の子はもともといなかったというおさじ。

梅から歌に、子供がいなかったことを告げられる。

歌は、嘘じゃ。月のものもない。お腹もでて、胎動も感じると信じない。

そして、うなされ起きた時に、月のものがきて、泣き崩れる歌。

大崎局は、お腹の子はいないと知っておきながら、歌に、そろそろ安産祈願にいってはどうかといい、お供に松風をつれていくようにいう。

家斉が帰ってくる。

歌は?ときく、家斉に、安産祈願にという大崎局。

そして、身ごもったというのは、歌の狂言だったと家斉に報告する。

梅は、狂言ではない。歌は家斉の子を産みたいという思いから身ごもったと思いこんでいただけですと家斉に訴える。

歌は安産祈願にいく。そこに、兵吾がいる。

幸せですか?と聞かれ、幸せと思ったことはない。私は間違えていた。天下人の妻となり、高みから見下ろすことが自分にはふさわしいと思っていた。心がないと人は幸せになれないと泣く歌。

兵吾は、心ならここにありますと自分の胸に歌の手をあてる。

二人は、自然と結ばれる。

それをみていた松風。

大崎局は、家斉に歌が寺で僧と会っていたことを話す。

怒る家斉。

実は、大崎局に頼まれた中野清茂が兵吾が寺にいることを調べ、その寺に行かせていたのだった。

何も知らない歌が帰ってくると、大広敷にきてくださいという大崎局。

着物も着替え、閉じ込められる歌。

そこに梅がくる。

歌は、私は死罪になるでしょう。勝つことだけが幸せと思っていたが違った。私は幼い頃から姉上に憧れていた。生まれ変わったら梅のようになりたいと泣く歌。

そして、姉上のお腹の子供を殺したのは許せないでしょう?

死ぬものには、許しなどは重いもの。恨んでくださいという歌。

梅は、家斉に、歌のことを許してほしいという。
お腹の子のことは、家斉の子供がほしいと願い、そう思い込んでいたこと。

歌を死罪にするなら、一生、私は上様を恨みますという。

そして、勝つことだけがすべてと思い、家斉に勝とうとし、負けたのだと。

負けたものに情けをかけるのもご主君ではございませんか?という。

家斉は、刀を持って出ていく。

歌のところにいく家斉。

怯えている歌。あきらめたように手を合わせ、目を閉じる。

それをみて、梅におまえの負けじゃ。

許したわけではない。生きて償え。大奥で生きよ。

そして、余が勝ち続けるのをみるようにという。

家治たちの亡霊が現れるが、すぐに消える。

笑う、家斉。

梅のところに、歌を許したぞといいにいくと、梅は自分の胸に刀をさし、死んでいた。

手紙があり、妹の罪はわたしのせい。私の命にかえて妹を助けてほしいという内容が書いてあった。

その後は、世継ぎがたくさん生まれたという内容で終わりました。

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感想

大奥って感じでした。大奥といえば、毒ですよね・・・。

赤い薬は飲んだら危険です。

それにしても、兵吾は何をしたかったのか・・・・。

結局、兵吾のこともあり、歌は死罪になりかけたんですよね・・・。

歌を本当に愛していたのか?って感じでした。

梅は、途中、上から目線な部分もありましたが、最終はやっぱりやさしいお姉ちゃんでした。

大崎局と歌との対決も怖かったです。

目上の人を怒らせちゃ怖いことになりますね。

すごく、面白かったです。

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