サレタガワノブルー、29話。
前回に引き続き、暢の過去のお話。
前回は、親友のたみくんのおかげで、部屋から出る事ができたところまででした。
29話 あらすじ 2番目の恋人
暢は、診療内科に通いながらも、登校できるようになり、無事、高校も卒業。
卒業後は、死んだ彼女（まひろ）の夢を叶える！とデザイナー専門学校に。
まひろの夢を叶える事がこの世にいない恋人に対する愛情表現の手段だった。
デザイナーはまひろの夢で、暢は興味もない分野。
それでも、必死で勉強して、専門学校を首席で卒業。
デザイン会社に何年かつとめ、独立。
そして、藍子との出会いの話に。
藍子との出会いは、何と合コン。
人数合わせで無理やり連れてこられた暢は、帰りたくてしかたない。
そんな中、王様ゲームが始まる。
藍子のおっぱ〇を暢が揉むという状況に・・・。
みんながうらやむなか、暢は急な便意でとその場を逃げる。
その間、あの人やたらかっこいいのに、ノリが悪い。
彼女いるんじゃないの？イヤイヤ参加している感じだという話に。
そんな中、藍子は、合コン慣れしていないところも誠実なところもいい。
浮気もしなさそうだし、結婚するならあんな感じがベスト。
付き合ったら従順そうだし、地味に稼いでるって情報だし。
何より顔が良いと腹黒な事を考えつつ、口では、陰口よくないって。
いいじゃん、人見知り男子。母性本能くすぐるという藍子。
一緒にきた男友達が、童貞だと話し出す。
そのころ、暢は、全員の会計をすませて帰ろうとレジにいた。
店を出たところで、藍子がおいかけてきた。
暢くんが全員分払う必要ないんじゃない？
せめて私の分は出させてと可愛い顔をして、私も抜けてきました。
共犯ってことでと話す。
暢は2番さんかと名前も覚えていない。
お金はいいので、タクシー代にと話す暢に、
今、席では、暢くんがかわいそうな死別の童貞君だって話で大盛り上がりだよ。
ひどいよみんなという藍子。
それなら話が早いですね。
そういう事情で出会いとかいらないし、こんなノリの悪い男がきて申し訳ないと話す暢。
そんな事ない。
亡くなった彼女がまだ好きで、頑なに他の女を見ようともしないなんて、かっこいいし、魅力的だよ。
だから、もっと暢くんと話してみたくておいかけてきた。
出会いがいらないなんて、言わないで？
本当は、ずっと一人で寂しいんじゃないの？という藍子。
さらに、そろそろ恋愛して、寄り添う幸せを感じてもいいと思う。
天国の彼女もその方が安心だろうしと続ける。
その言葉に、まって、何で初対面のあなたにそんなこと。
オレの気持ちなんてわかるはずない・・・という暢。
わかるよ。よくわかる。
だって、その実は・・・・私の婚約者だった人も3年前にバイク事故で亡くなったからと話す藍子。
29話はここまで。
感想
藍子・・・・出会ったころからやっぱり計算だかくて、手段を選ばない感じですねー。
後、心の中と笑顔が違いすぎて、怖い・・・。
それにしても、同じ状況だといわれたとしても、藍子と付き合うかー！！！
というか、結婚まで・・・・。
