またまた悲しいニュースです。
「這いよれ!ニャル子さん」のクー子や「ハヤテのごとく」鷺ノ宮伊澄役などで知られる声優の松来未祐さんが、10月27日に死去していたことが分かった。
とのこと。
9月に誕生日を迎え、38歳になられたばかりでした。
早すぎです。
病気で休むと発表しただけでも、ファンの人たちからはショックの声がたくさんでした。
それが・・・・。本当に衝撃です。
プロフィール
名前:松来 未祐(まつき みゆ)
本名・旧芸名:松木 美愛子(まつき みえこ)
生年月日:1977年9月14日 – 2015年10月27日
出身:広島県呉市
血液型:A型
所属:81プロデュース
学校:広島女学院中学校・高等学校、慶應義塾大学環境情報学部卒
日本の女性声優。
ファンからは、まつらいさんと呼ばれていたそうです。
松来をまつらいとよんだようです。
声優の勉強をするために上京することを両親から猛反対されたが、大学進学を条件に上京を許されたため慶應義塾大学環境情報学部に合格。
大学に通う傍ら日本ナレーション演技研究所やアクセント付属養成所シャインに通い演技の勉強をする。
1998年にプレイステーション用ゲーム「御神楽少女探偵団」で、本名・松木 美愛子で声優デビュー。
しばらくは本名で活動するが、後に本名だと芸能人としては画数が良くないからとの理由で改名。
2015年7月14日、「今年に入って熱が下がらず、病院で検査を繰り返していたのですが、急性の肺炎で検査を重ねたところで、少しでも早く治療に取り組まないといけない病気であることが分かりました」とのことから、病気治療のために活動休止することを発表。
2015年10月27日、入院先の都内の病院で死去。満38歳没。
主な出演作品
D.C. ~ダ・カーポ~ (鷺澤頼子・鷺澤美咲)
Strawberry Panic (此花光莉)
さよなら絶望先生シリーズ (藤吉晴美)
蒼穹のファフナー(羽佐間翔子)
それでも町は廻っている(ジョセフィーヌ)
たまゆら(「ほぼろ」店主/八色ちも)
ぱにぽにだっしゅ!(メディア)
まりあ†ほりっく(志木絢璃・与那国さん)
ハヤテのごとく! (鷺ノ宮伊澄)
ひだまりスケッチシリーズ (吉野屋先生)
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(マジカルサファイヤ)
ふたりはプリキュア Splash Star (チョッピ)
やさいのようせい (白ナス)
這いよれ!ニャル子さん(クー子)
ゆるめいつ3でぃ、ゆるめいつ3でぃPLUS(田中くみ)
幸腹グラフィティ(椎名さんのお母さん)
下ネタという概念が存在しない退屈な世界(アンナ・錦ノ宮)
結婚
結婚はされていなかったそうです。
本人も抱負は「結婚したいです」と答えていたこともあり、他の声優さんが結婚すると、声優ファンからは、「松来さんの結婚はまだ?」とネタにされていたそうです。
本人自らも明るくネタにしていたようです。
最後に更新されたブログは誕生日。
その内容は、ケーキ入刀やウェルカムボードもあり、気分は完全に結婚式。
病気が治ったら本気で婚活するんだと、最後までネタにされていました。
そして、今回、トレンドで一位になっているのをみて、ファンからは、松来さんが一位になる時は、結婚というニュースだと思っていたのに!という声もありました。
死因は?
病気になって休むといってから、3ヶ月ほど。ファンからは「早すぎるよ」という声がたくさんです。
肺炎の検査の後だったことや、進行が早いということから、ネットでは、病名は白血病・肺がん・間質性肺炎あたりかなという話になっているようです。
死因は明らかにされてはいないで、はっきりとはわからないようです。
声優仲間からも追悼コメント
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ役で知られる緒方恵美は「ことばが、うまく、でてきません。なんで、こんなに、早く、、、」とツイート。
アニメ「ふたりはプリキュア」の美墨なぎさ(キュアブラック)役を担当した本名陽子さんは、「事務所から松来未祐さんの訃報が…うそ、そんな…信じられない。プリキュアの劇場版で
お会いしたのがは数年前のこと。信じたくない…」と語った。
アニメ「ハートキャッチプリキュア!」の来海えりか(キュアマリン)役の水沢史絵さんは、ブログを更新。
「闘病中も、どんなに大変な状況でも、おちゃめなベビーフェイスは最期の最期のまでおちゃめなベビーフェイスで、エンターテイナーで、完璧な松来未祐でした。よく頑張ったね。ただ、ちょっと早すぎるでしょ」と悔しげに語られました。
ブログには、
今は、こんな状況ですが、今年も胸を張って言えます。
私は、私に生まれて幸せです。
とありました。
夢であった声優にもなれ、素敵なお友達にも囲まれて、素直に出てきた言葉でと思います。
病気なのに、この言葉を言える松来さんは素敵すぎます。
病名
ご家族の意向があったようで、病名が公表されました。
慢性活動性EBウィルス感染症で、最終的な死因は、悪性リンパ腫だったそうです。
慢性活動性EBウィルス感染症は、EBウイルス (Epstein-Barr virus) が慢性的に体内で活動、増殖を続ける稀な疾患。
最近では慢性白血病リンパ腫の仲間であるリンパ増殖性疾患と考えられるようになっているそうです。
さまざまな悪性リンパ腫を合併するそうです。
確率された治療法はなく、造血幹細胞(ぞうけつかんさいぼう)移植(骨髄(こつずい)移植や末梢血(まっしょうけつ)幹細胞移植)が唯一治癒可能な治療法だそうですが、その成功率は約50〜70%と低いとありました。
ご両親は、娘の闘病生活は頭がさがるほど立派だったとコメントをされました。
ご冥福をお祈りします。