第３８話が終わりました。
ということで、まずはあらすじから。
ネタバレですので、知りたくない方は見ないでくださいね。
第三十八話
本日は、世にもめずらしい合同の結婚披露宴です。
それぞれのご新婦様がご姉妹ということで、こういった形をとったそうです。
新郎新婦をみているとめでたさも２倍、いや３倍にも・・・・と説明する司会者。
富貴子は和装、美輪子は洋装。
簡単に新郎新婦の紹介がされる。
大隈家のご新郎様、春馬さまは、株式会社シレンの社長職におつきになって、すでに40年。
関西から東日本にかけて多く支店を出店なさいまして、泣く子もだまる金融界の帝王と説明される。
富貴子は海外留学していたことなどが紹介される、
瀬尾綱輝さんは、青森の出身でと紹介される。
杉彦は美味しそうに料理を食べている。
世奈子は、こういうお子さんを連れてらっしゃるんだったら、もう少しお行儀よくさせてくださらないと困るわという。
すみませんね。フランス料理なんて食べたことがないからという伊佐子。
綱輝の両親が挨拶にくる。
私はすっかり綱輝は富貴子さんと結婚すると思っていたから驚いたという母親。
黙ってろ、お前は。どっちにしてもめでたいと峰靖にお酒を注ごうとする綱輝の父。
ダメダメ、飲ませないでという世奈子。だいたいこんなおめでたい席には、そちらさまは遠慮なさるのが筋じゃないかしら？という世奈子。
まあ、ひどいという伊佐子。
私たちはね、新婦の両親なんだ。あんたに文句いわれる筋合いないよという峰靖。
でも、私はね、娘のぼたんをあなたたちの長男に殺害されたんですよ。困るじゃない。同じテーブルに！と怒る世奈子。
ママ、よろしかったら席を移ります？という眞澄。
あなたもまた、何とちくるったこと言ってるの。席を替わらせるなら私でなくてこの３人でしょがという世奈子。
でも３人じゃ座るところが・・・という眞澄。
もうよしましょう。今更そんなことでもめてもしょうがないという萌子。
あら。あなたも女優の割にデリカシーがないんですのね。そんなんでいい演技ができるのかしら？という世奈子。
デリカシーがないのはあなたの方でしょ？こんな無茶な縁談押し付けて。私たちとしては心からお祝いするわけにはいきませんよという萌子。
小日向家のためによかれと思って私が陰でどんな苦労をしたか知れやしないのに。よくもおっしゃることという世奈子。
本当に正直なところママにはお礼をいうべきか恨み言をいうべきか迷ってしまうんです。親の気持ちとしては複雑なものがあるわ。ママが富貴子と綱輝さんの間を引き裂きたかったってことだけは明らかだけどという眞澄。
まったく、親子そろって恩知らずなことばかり。あきれるわねという世奈子。
私どもとしては、正直申しましてめちゃくちゃな結婚だと思っていますという萌子。
めちゃくちゃですって？という世奈子。
そのコボタを聞いて、めちゃくちゃ、めちゃくちゃと騒ぐ杉彦。
大隈社長は、司会者に何とかするようにいう。
まあまあまあまあ、宴もたけなわのようではございますが、ウェディングケーキ入刀に・・・という司会者。
大隈さまからという司会者。
よっしゃ行こうかと席をたつ大隈社長と富貴子。
めちゃくちゃだ、めちゃくちゃだと叫び、両親がおさえるのも聞かず、やめろやめろ姉ちゃんと突進していく杉彦。
ウェディングけーいに突っ込む、杉彦、伊佐子、峰靖。
いったい、なんやねんこれは！と叫ぶ大隈社長。
司会者は、静かに。静かに。席にお戻りくださいと必死。
やってくれたわね。よくもぶち壊してくれたわね！と怒る世奈子。
大隈家
大隈社長が、ランニングから帰ってくる。
パパ、おかえりなさいと嬉しそうによってくる、瑠璃。
ああ。いい汗かいたという大隈の汗を拭く瑠璃。
ご飯、食べたか？と聞き、まだと答える瑠璃に一緒に食べようという大隈。
コーヒーを飲み、うまいという大隈。
新聞をもってくる瑠璃。
瑠璃はよく気がきくなという大隈。
お砂糖いれないの？という瑠璃に、スプーン１杯いれてという大隈。
瑠璃は本当にいいお嫁さんになるわとご機嫌の大隈。
朝ご飯の準備ができたという富貴子。
もうちょっとゆっくりコーヒーを飲ませてくれ。ランニングの後のコーヒーは頭がしゃっきりするという大隈。
瑠璃に先にご飯を食べるよういい、本当によく続くわね。無理なさらないでくださいという富貴子。
後で、ランニングシューズを洗っておいてという大隈。
分かりましたという富貴子。
英語を教えてくれる幼稚園がある。瑠璃そっちの方が良かったんじゃないかな？そのくらいの席から英語をたたきこんでいたら楽だという大隈。
英語は私が教えるという富貴子。
忘れとったわと笑う大隈。
わしはな、この家の生活が何とも言えんわ。この絵にしてもそうや。富貴子が牡丹で美輪子が薔薇やと聞いたけど、最初は綺麗なだけで深みのない絵やとおもとったけど、５年もしてやっとこの絵の良さがわかった。この絵はいうたら我が家の幸せの象徴や。見ればみるほどいい絵やな。ほんまにこの家にぴったりの絵やという大隈。
小日向家（萌子と一緒にマンションに住んでいる様子）
今日は私、病院にお見舞いに行ってこようと思うという眞澄。
行ってらっしゃい。おばあちゃんによろしくという美輪子。
あなたたちのことばかりよ。大丈夫かしら？うまく行ってるかしら？ってという眞澄。
私のことはともかく、お姉ちゃまは幸せかしら？という美輪子。
大隈さんがあまり外に出したがらないみたいね。ネイルサロンもやめてしまってと言われたらしい。
瑠璃が生まれてからはあの子にかかりっきりという眞澄。
最近、ローズカフェにも顔を出さないんだからという美輪子。
大隈さんって、悪い人じゃないわ。申し分ないぐらいの親バカぶりで、瑠璃を目の中に入れても痛くないような可愛がり方だしという眞澄。
当たり前じゃない。自分の子なんだもの。そうなんでしょ？という美輪子。
そうに決まってるじゃない。変なこというもんじゃないわと焦る眞澄。
あまり大隈さんににてないって言ってたからという美輪子。
あっ。子供ってね。母親ににたり、父親ににたりするものなの。めったな事いっちゃだめよ。私はねあなたの事が心配よ。最近綱輝さんとはどうなの？たまには会ってるの？ときく眞澄。
最近は、連絡も来なくなっちゃったという美輪子。
あなたも２６になったんだし、籍をいれてしまったら、ほかの人と結婚したくても動きが取れないじゃないの？という眞澄。
別に好きな人がいるわけじゃないからいいわという美輪子。
一緒に暮らせば、男女の情が芽生えて本当の夫婦になるってこともという眞澄。
そんな小説のようにいかない。
最初の２年間、彼のマンションで暮らしてよくわかった。無理なのよ綱輝さんはいまだにお姉ちゃまが好きなんだから。愛してるんですって。永遠の愛を誓いあったんですってという美輪子。
やっぱりそう・・・という眞澄。複雑な顔をする。
大隈家。
玄関で、富貴子と瑠璃が手をついてお見おくりをしている。
ドアがしまる。
大隈の靴を汚そうに、物を使ってつかむ富貴子。
どうしたの？パパの靴きたないの？ときく瑠璃。
ほらほらほらほらと瑠璃をおいかけてごまかす富貴子。
病院
じゃー、構成物質で？ときく眞澄。
一応、熱も治ったし、胸の痛みもなくなったから聞いてるとは思うけど、菌の正体は検査中なのよという萌子。
まだ死なないでよ。頼むわよという眞澄。
大丈夫よ、富貴子と美輪子の幸せをこの目で見届けないと死ねないという萌子。
お母さんには心配かけたくないんだけど、本当に悩ましい事ばかりでという眞澄。
何かあったの？ときく萌子に、瑠璃の事がきになってという眞澄。
耳打ちをする眞澄。
あんた、だめよ。そんな事口がさけてもいったらだめよという萌子。
大隈家。
ついた、ついた、おうちについたという瑠璃。
富貴子と瑠璃が車から降りる。
綱輝さんがいる。
驚く富貴子。
どうなすったの？連絡してくださればいいのにという富貴子。
連絡したら断られるに決まってるからという綱輝。
誰？ときく瑠璃。
お入りになって。さあ早く。と周りを気にする富貴子。
誰？このおじさん誰？ときく瑠璃。
驚く綱輝さん。
瑠璃ちゃんだねという。
瑠璃です。４歳と答える瑠璃。
瑠璃、瑠璃ちゃんと抱きしめる綱輝。
塗り絵をしている瑠璃。
富貴子は、お茶も出してあげられなくてすみませんという。
今後、外でゆっくり話す時間を作って欲しい。３年前に一度あったきりで、あれから僕の心は宙づりになったままなんだという綱輝。
もう、私。なかなか難しいんですという富貴子。
相変わらず、籠の鳥なのか？ときく綱輝。
あの時は、ベビーシッターをやとっていたからよかったけど、いまはこの子から目が離せないからという富貴子。
だから、瑠璃ちゃんを一緒に連れてきて欲しいという綱輝。
瑠璃も？という富貴子。
ママ。できたと持ってくる瑠璃。
あら、上手、こっちも塗ってみようかという富貴子。
はーいという瑠璃。
さっきこの子をみた瞬間、頭がくらくらとなってわれを失いそうだった。全身の血がざわざわと波立って体が震えてくる。こうしてみていると抱きしめたくてしかたがなくなる。
ひょっとして僕の子じゃないのか？この子は僕の・・・・。
はっきり言ってくれ。この顔立ちは故郷の僕の妹と同じなんだよ。幼い頃の僕の妹とそっくりなんだよという綱輝。
違います。あなたの勘違いです。そう思いたい気持ちはわかります。でも残念ながら違うの。という富貴子。
いや。あの夜・・・・。結婚式の前の夜、死ぬほど愛し合ったときの。そうじゃないのか？最後のあの夜に授かった子じゃないのか？という綱輝。
悪いけど、女の体はちゃんと覚えているものなのよ。違うといったら違うのという富貴子。
車の音がして、大隈が帰ってくる。
早くいってと綱輝を外に出す。
玄関で必死に靴を隠す富貴子。
パパお帰りなさいという瑠璃。
早かったやろ？たまにははよう帰ってびっくりさせてやろうと思うてなという大隈。
瑠璃、一緒にお風呂に入ろうなという大隈。
うん。いまおじさんが来てたのという瑠璃。
おじさんやて？という大隈。
寒くなる前に床暖の点検をしてもらったんですわという富貴子。
そりゃ、早い手回しやな。瑠璃、行こう、行こうという大隈。
お風呂にいく二人。
座り込み泣く富貴子。
ローズカフェ。美輪子がいる。
靴下のまま綱輝がくる。
驚く美輪子。嫌だわ、綱輝さん靴はどうしたのよ？困るじゃない裸足のままじゃ。綱輝さん靴のサイズは？ときく。
はあ、はあとしか答えない綱輝。
従業員にスニーカーを買ってくるように頼む美輪子
いったいどうしたのかしら？いつもぴしゃっと決めている綱輝さんが、裸足で現れるなんて、前代未聞の珍事だわという美輪子。
あれは、絶対に僕の子だ。どうして嘘をいう。瑠璃は僕の子なんだよという綱輝。
幼稚園
富貴子が迎えにくる。
そこに世奈子がいる。
あらあら。きたわね。あなたたちの子供がみたくてきたのよ。ほんの小さいときにみたきりだから会いたくなってという世奈子。
やめてください、そんな事という富貴子。
瑠璃がくる。
へー、この子が瑠璃ちゃん。この子がねえーと瑠璃の顔をじっとみる世奈子。
行きましょうと瑠璃を連れていく富貴子。
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感想
予想通りの展開です！でも、綱輝さんもみんな気づくぐらいなんですねー。
結婚式では、世奈子と伊佐子の争いが・・・・。
結婚式でまで、大声を出す世奈子は驚きです。
杉彦も大変でしたね。
美輪子は、髪も短くなって、すっかり落ち着いた感じでした。
次回予告
オトシマエをつけろ!!
瑠璃をみた世奈子は、綱輝の子だと確信。
それを大隈に話す。大隈は最初は信じないようですが、瑠璃の顔をみて違うと思うのでしょうか？
怒りで牡丹と薔薇の絵をズタズタに切り裂いていました。
富貴子にも怒鳴っていました。
世奈子から状況を聞いた美輪子は、富貴子のところにいくようです。
そして、瑠璃の安全を考え、美輪子は瑠璃を預かるようです。
明日も見逃せませんね！！