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イエスの方舟事件 千石イエスってどんな人?どんな事件?同居(会員)女性はどんな人?現在は?

イエスの方舟事件 千石イエスってどんな人?どんな事件?同居(会員)女性はどんな人?現在は?

最近は、すっかり更新ができずでした・・・。

何か調べないと、ついついメルカリの出品をしてしまいそうなので、今日は久しぶりに気になる情報を調べたい

と思います。

まずは、2017年1月27日(金)放送の「爆報!THE フライデー」

「イエスの方舟事件」

とありました。

内容をみると、
・1978年、若い女性たちが突如集団失踪! 彼女たちを連れ去ったとされるのは謎の宗教集団「イエスの方舟」 ・「若い女性たちを言葉巧みに入信させ、ハーレムを形成」と報道された
・女性たちを導いたのは「千石イエス」と呼ばれる男…
・娘が洗脳され、監禁されていると訴える親たちと大バトルに発展! 日本中を巻き込む大逃走劇を繰り広げた
・潜伏期間は2年2か月… 事件は予想もできない衝撃的な結末を迎える!
・今回番組では「イエスの方舟」の今を直撃! 果たして「イエスの方舟」はカルト教団だったのか?
・日本中を騒がせた「千石イエス」とは何者なのか?

何か、気になります。

 

千石イエスとは?

千石イエスってどんな人なのでしょうか?

本名:千石剛賢(せんごく たけよし)
生まれ:兵庫県有田村(現・加西市)

実家は地元の資産家。

戦後に鎌製造工場をつくったが、失敗。

大阪に出て磁器指輪の販売を始めた。

1951年頃、京都市に本部を置く堺市内の「聖書研究会」に出入りするようになる.

1952年に再婚。最初の結婚については情報はなかったです。

そして、「聖書研究会」主宰・村岡太三郎氏と「極東キリスト教会」を設立。

同年、家族と信者13人を伴って上京。

東京・国分寺で3LDKの旧米軍ハウスを借りて暮らす。

聖書の聖句を読み解く集会や日曜学校を開きながら、多摩一帯の家々を一軒ずつ訪ねて注文を取る刃物研ぎで

細々と生活資金を稼ぎながら、府中市や小平市などで布教を続ける。

65年頃から、家でしてきた信者と共同生活を始めるようになる。

75年、国分寺市恋ヶ窪に拠点を移し、「イエスの方舟」と改名。

2001年12月、千石氏死去。享年78。

 

事件の内容は?

77年5月、千石イエスと同居をしている女性の家族から、7件の捜索願を受けた警視庁は、防犯部一課に特別捜

査班を設置。

しかし、同生活を続ける女性はいずれも自分の意思でそうしていた。

「家に帰るくらいなら死んだ方がましだ!」などと、家族の呼びかけを拒絶!

警察も、特に法に触れる問題も見当たらず、自分の意思で同居している女性を無理に連れて帰る事は出来ない状況。

そんな中、同年暮れから78年にかけて、女性たちの家族は、団結し、集団抗議を始める。

ハンドマイクで「娘を返せ!」と叫び、マスコミも、「現代の神隠し教団」などのバッシングを始める。

新聞には、女性の家族の声から「まるで人さらい」などという見出しが!

「若い女性たちを言葉巧みに入信させ、ハーレムを形成」と報道される。

そうしたマスコミの内容から、多くの人もそういう目でみていた。

そして、78年4月21には、布教活動も難しくなり、千石氏の心筋梗塞が悪化した事から、女性達は、国分寺市の教会を離れる。

5月には千石氏も東京を離れた。

一行26人は、大阪、岡山、神戸、明石などを転々とし、78年12月からは福岡市内のマンションを拠点にする。

そんな中、80年には、親達の手記が掲載される

 

掲載された内容は・・・・
「そのころ、”教会の刃物研ぎ”といって数人のおばさんふうの女性と男の人が私どもの住んでいる区域をまわっておりました。・・・・この刃物研ぎは、実は勧誘の手段で、気を許して何度か本部へ行っているうちに、心やすくなり、世間話をしながら悩みを聞き、相談にのり、不思議な世界へ誘い始めるのです。娘たちのほとんどはこの手口で入会させられています。・・・・しかも、お話を聞いてみると惹きつけられて、行方不明になったのがみな20歳から17、8歳の娘たちばかりというのが異様でした。どうやら、千石という男は自分を「イエス」と呼ばせて、周囲に十数人の若い女性ばかりを集めているらしいのです」
(「婦人公論 80年1月号」 『千石イエスよ、わが娘を返せ』)
「娘は、このべニヤ板張りの三畳に、閉じ込められていたのです。日光にもあたらず、窓もなく、外の空気も充分に吸わせてもらえず、この暗い部屋で毎日千石剛賢の呪文を講義として聞かねばならなかった日々。毎日の同じ言葉の繰返しは、まさに洗脳であり、人間改造をされたのです。見えるもの、眺められるものは、ベニヤ板の壁だけでした。聖書の勉強と称してでたらめな話を、いかにもそれらしい言葉で表現し、毎日、何度も何度も繰り返し聞かされるのですから、神経は破滅し、自分の意思はなくなります。粗食の中での洗脳ですから、娘はロボットにならざるをえなかったのでありましょう」
(「婦人公論 80年3月号」 『私の娘も攫われてしまった』)
という内容。

この内容をみると、洗脳して、監禁していたのか・・・。

洗脳されているから、家族の言葉も受け入れないんだろうな・・・と思ってしまいます。

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7月3日、警視庁防犯部は千石氏と幹部5人に対して、名誉毀損と暴力行為などの容疑で逮捕状をとる。

全国に指名手配される事となる。

1980年7月、熱海の印刷会社の寮で一行26人が発見される。

千石氏は、狭心症の発作を起こし、市内の病院に入院。しばらく逮捕は見合わされる事になる。

その後、家出した女性達は、記者会見を開く。

記者会系を開いた理由は、誤解を解くため。

家族の手記と、彼女達の考えは全く違っていた。

会見では、共同生活は楽しかった事、千石氏を「おっちゃん」と呼び慕っていた事。

頼れるのは「おっちゃん」だけ。本当に自分を理解していたのは「おっちゃん」だけ。

親の理解は浅かったという内容だった。

「おっちゃん」という呼び方は、自分の子供にもそう呼ばしていたそうです。

それは、それぞれの家族の子どもたちが血縁で差別されないためだそうです。

悩みがあれば、実の子をほったらかしてでも、とことん話を聞いてくれる。

区別はあるが差別のない世界。分け隔てなく、実の子のように心配をしてくれたと共同生活をされていた女性は

話されています。

さらに、ホステスになる事を強要されていたという報道もあったが、自分達で決めた事で、千石氏は、胸を痛め

ていたという話もされました。

千石氏の遺言は

「仲良くすること」
「健康に気をつけること」
「聖書の研究を続けること」

だったそうです。

結局は、本当の家族より、千石氏の方が本当の父親のような存在だったって事ですよね。

何だか、寂しい話ですが・・・。

そして、何も法律を犯していない千石イエス氏はその後不起訴になったそうです。

 

会員の女性はどんな人?

・証券会社OL 東村山市 35歳
65年1月失踪(当時20歳)
高校3年生の時に同級生に誘われ、「方舟の聖書研究会」に出席。
2ヶ月間の宿泊の後、いったん帰宅したが失踪。

・自動車会社OL 国分寺市
65年3月失踪(当時20歳)千石の娘と幼友達。
実家は「方舟」のすぐ近く。

・スーパー店員 府中市
72年失踪(当時17歳)
勤務先の店の客に誘われ、千石の義娘となる。

・主婦 府中市
74年2月失踪(当時34歳)
刃物とぎで勧誘された。元々敬虔なクリスチャン。
夫と子ども3人を置いて失踪。

・主婦 三鷹市
74年6月失踪(当時29歳)
刃物とぎで勧誘された。
献金問題で夫と喧嘩し、2人の子どもを残して失踪。

・化学会社OL 武蔵野市
76年6月失踪(当時19歳)
知人に勧められ入信。
「好きな男性と結婚する」という置手紙。

・女子大生 府中市
76年10月(当時20歳)

・女子高生 立川市
77年7月失踪(当時17歳)
街頭布教の信者に声をかけられた。

・証券会社OL 小平市
78年4月失踪(当時21歳)
千石の娘と同級生。

・銀行員 東大和市
78年5月失踪(当時19歳)

 

主婦、大学生、OLと幅広い。

確かに女性ばかりだし、報道される理由というか、注目されるのも分かる気がします。

それにしても、自分の子供を置いてきた主婦の方が2名も!!

自分は、楽しい日々を過ごしたかもしれないけど、子供は??ってのが気になります。

当時の年齢から、子供もそこまで大きくなかっただろうに。

 

その後

千石氏が逮捕され、一旦家に帰った女性達ですが、千石氏が不起訴になった後に、親の了承を得て、

千石氏の元に戻ったそうです。

1980年に福岡博多の中洲に「シオンの娘」というクラブを立ち上げる。

現在も、営業しています。

2001年に78歳で他界後は、千石氏の奥さんのまさ子さんが皆のまとめ役となっているそうです。

いや、何だかすごい事件です。

 

爆報!THE フライデーでは、どんな話が聞けるのでしょうか。

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