第２８話が終わりました。
ということで、まずはあらすじから。
ネタバレですので、知りたくない方は見ないでくださいね。
第二十八話
眞澄と富貴子が話している。
美輪子があなたとぼたんを混同するのは、無意識なのかわざとやってるのか分からないけど、ぼたんを自分が死なせという罪の意識から逃れたいのよ。あなたをぼたんと呼ぶことは美輪子にとっては救いなのよ。
私たちだって、あなたがぼたんの生まれ代わりのような気がする時がある。それは許してやってほしい。
現実を突きつけられて、また精神のバランスを崩して自殺騒ぎを起こしたらと思うとぞっとする。
富貴子、そこのところは頼むわね。美輪子をやさしくかばって見守ってあげてね。お願いだから。あなたはお姉ちゃまなんだからと泣いてお願いする眞澄。
よくわかりましたお母さん・・・とだけいう富貴子。
ありがとう、富貴子ありがとうと富貴子に感謝する眞澄。
美輪子と富貴子の部屋
指輪を外そうとする富貴子。
気になるの？指輪が。私がぬいてあげよっかという美輪子。
みわちゃんは、この指輪が一生私の指から離れない方がいいと思ってるんじゃないの？という富貴子。
そんなことまで思っていません。ぼたんが綱輝さんのこと、そこまで愛している訳がないという美輪子。
かしてと無理に抜こうとする美輪子。痛がる富貴子。
いやね。こんなものをつけたままじゃ眠れないしという富貴子。
これを付けてみたらと近くにあるクリームを塗り、えへんぷいぷい神様の言うとおりというおまじないをいう美輪子。
指輪が抜ける。
大成功じゃないと笑顔の美輪子。みわちゃんすごいと喜ぶ富貴子。
仲良し姉妹です。
別の日。ローズカフェ。
何時に帰ってくるの？と富貴子にきく美輪子。
品川のホテルと武蔵小杉だから遅くなるかもしれないという富貴子。
出張ネイルなんか断ればいいという美輪子。
そうはいかないわ。お得意様だものという富貴子。
じゃー、私は先に九品仏に帰ってるわという美輪子に、私もまっすぐ家に帰る答えて出て行く富貴子。
富貴子は、ホテルではなく、吉田家に帰る。
杉彦は、姉ちゃん、姉ちゃんと喜んでいる。
杉彦の声をきき、あら、富貴子と喜ぶ伊佐子。
お客さんはいない。
お客さんがいないのねという富貴子に。この時間は暇なの。ご飯どきには少し入るだろうけどという伊佐子。
頼まれたものを持ってきたわよと伊佐子にお金を渡す富貴子。
これで足りるか聞く。
ありがとうとお礼をいい、大丈夫、これだけあれば、滞ってる支払いと仕入れもできると喜ぶ伊佐子。
富貴子に迷惑はかけれないんだけど、母さんがうるさいからメールをしてしまったという峰靖。
ねえちゃん、泊まってく？と嬉しそうな杉彦。
ゆっくりはできないの。すぐに行かなければいけないのと答える富貴子。
どこにいくんだ？ずっとこっちにいればいいのにという杉彦。
伊佐子は、せっかく帰ってきたんだから、うちのてんぷらでも食べていきなさいと杉彦にてんぷらを山盛りにしてもってくるようにいう。
富貴子は幸せなのか？と聞く、峰靖。
幸せなはずがないよ。多摩留が殺して火をつけて全焼させた家なんだよ。そんなところにいて気が休まる訳がないよという伊佐子。
峰靖は、むこうのお母さんはどうなんだい？よくしてくれるのか？ときく。
富貴子は、とても。パパもやさしくしてくれると答える。
美輪子って妹は？と聞く、峰靖。
そうね・・・・仲良くやっているわよと答える富貴子。
すべては、あの美輪子が張本人なのにという伊佐子。
杉彦がてんぷらをもってくる。食べてお姉ちゃんという。
こんなに沢山。美味しい。この味大好きという富貴子。
ねえちゃん、ここにいろ。ずっといろという杉彦。
美味しいわよ杉ちゃんと答える富貴子。
富貴子は、九品仏の家に帰る。
杉彦が後をつけ、小日向家の門の前にいる。
そこに美輪子が帰ってくる。
杉彦は、
あっ。あっ。見たことある。
多摩留おにいちゃんと一緒にきた人だ。
うちで、てんぷら食べた。
多摩留おにいちゃん殺したという。
よしてよ、何をいうのよ。帰りなさい帰るのよと追い返そうとするが、帰らない杉彦。
慌てて部屋に入る美輪子。
お帰りなさいという富貴子に答えず、あわててベランダから外の様子をみる。
杉彦がいなくてほっとする美輪子。
どうかしたの？と心配する富貴子に、変なものをみた。
どうしてあんなやつが。幽霊かしら。幻かしらという美輪子。
富貴子の電話がなる。
あの、今夜は家で食事をするつもりなんですけどと答える富貴子。
１時間でも良いからと誘う綱輝。
申し訳ないんだけど、この次にと断る富貴子。
美輪子が、綱輝さんから？綱輝さんからでしょ？と聞いてくる。
急に言われてもちょっとという富貴子に、ぼたん、デートの誘いなら断っちゃだめよ。いってらっしゃいよ。
気が進まないのはわかるわ。でもそういう時でも結局押し切られてデートに付き合うのがぼたんなのという美輪子。
私はね。みわちゃんが心配なのよという富貴子に、大丈夫。私はもう大丈夫。ぼたん、恋人のところにかけつけていくのよという美輪子。
じゃー、参りますと行き場所を聞き電話をきる富貴子。
美輪子はご機嫌で、お出かけの準備をしましょという。
このままでいいという富貴子に、だめだめ。ちゃんとおしゃれしていきなさいよ。
誕生日にパパからプレゼントしてもらったドレスがあるじゃないという。
ちょっと気取りすぎない？という富貴子に、素敵じゃない。こんな高級なドレスをきてデートにいくなんて綱輝さんすごく喜ぶとご機嫌で、指輪もつけていくようにいう。
無理やり指輪をする。
また、抜けなくなったら困るじゃないのという富貴子。
大丈夫、その時は私が抜いてあげるからという美輪子。
笑顔で見送る美輪子。
富貴子が向かったのは、清塚さんがいるお店。
急に呼び出してごめんねと明るくいう富貴子。
いいのいいの。ふうこさんからのお名指しとあれば、いつでもきますという清塚さん。
よかった、清塚さんが付き合ってくれなかったら、今夜は嫌な夜になってたわという富貴子。
俺も早く会いたかったんだけど、締め切りが迫っているというのにいちゃもんがついて、何度も書き直しをしてという清塚。
メールを送ってくれていたから、状況は分かっていたわ。笑っちゃったという富貴子。
清塚さんが飲んでいるお酒をきき、同じものを頼む富貴子。
強いお酒だという清塚さんに、いいの、今夜は酔いたいのという富貴子。
ふうこさん、上等のドレスなんてきちゃって、指輪なんてしちゃって、女ぶりがあがってるんじゃないの？という清塚さん。
テンションも上がってるわよ。清塚さんと一緒だと自由だわという嬉しそうな富貴子。
世奈子のお店
綱輝が一人でため息をついている。
崑一が店にくる。
一人か？と聞く崑一に、待ち合わせの女がこないのよと答える世奈子。
待ちぼうけかね？女性がくるまで私と一緒でも構わないかきき、一緒のテーブルに座る崑一。
今夜は振られたのかもしれませんという綱輝に、綱輝くんでもそんなことがあるのかい？と聞く崑一。
お父さんには申し訳ないけど、今夜のの相手は富貴子さんなんですという綱輝。
驚く崑一。
世奈子はそうなのよ。いつかクリスマスの夜にあって以来、寝ても冷めてもぼたんぼたんと言っているという世奈子。
ぼたんなんて思っていない。富貴子さんは富貴子さんなんだからという綱輝。
あんなにとっかいひっかえ女遊びをしていたのに、今は偽ぼたんにいかれっぱなしで。あんなまがい物にぼたんととって代わられちゃたまらないという世奈子。
しかし、綱輝くんが富貴子に惹かれる気持ちもわからなくもないという崑一。
お父さんいいでしょうか？真剣な気持ちで富貴子と付き合いたいと聞く綱輝。
いいも、悪いも、好きなものはしかたないだろう。富貴子は富貴子で魅力的な娘だからという崑一。
そんなお気楽なこといって。この人、義理の娘が可愛くてしかたないのよ。疑似恋愛みたいなのよという世奈子。
ばかなことをいうな、綱輝くんが誤解するぞという崑一。
いいえ。私にはわかるの。どこか臭うの。綱輝さんが富貴子に近づけば近づく程、崑一は不機嫌になるのよ。
あんな女とは付き合わない方がいいのよ。綱輝さん、やっかいなことになる前に手をひきなさいという世奈子。
まいったな、そんなこといわれても・・・という綱輝。
好きなんだな。やっぱり富貴子がという崑一。
富貴子と清塚さんがいるお店
清塚は、仕事の愚痴をいっている。女王様みたいなんだよ。ちょっと違うと「ひどいひどい」とヒステーを起こして泣き出すし、逆鱗に触れたら最後、こっちは仕事をなくしちゃうと話す。
そんなこと、私も一度くらいいってみたいという富貴子。
それはふうこさんにはできない。どっちかというと大人の女として成熟している。
女王様タイプというのは、どっか幼児性がある。すごく固執しちゃってて、そこが侵害されるとパニックになり大騒ぎだと話す清塚。
そうなの。私の側にも約1人そういう人がいるのよ。
手のつけれないわがままな女王様。でも、そこが可愛いから仕方ないんだけどねという富貴子。
純粋な部分があるから手を貸したくなっちゃうという清塚。
私たちにているのかしら？だから気が合うと笑う二人。
キスしたくなっちゃったなふうこさんという清塚。
いいわよという富貴子。
キスをする二人。
好きだよと清塚がいい、私もよと答える富貴子。
小日向家。
崑一が嬉しそうに、富貴子が約束をすっぽかした話をしている。
約束をすっぽかした事を怒る美輪子。
爆笑する崑一。
途中で急用でもできたのかもしれないわという眞澄。
だって、パパがプレゼントした絹の服をきて、婚約指輪までして出かけたのよという美輪子。
どこにいったんだろうね、富貴子は。綱輝くんはしきりに携帯で連絡を取ろうとしていたけど繋がらなかったよ。
女心と秋の空だよ。みごとにふられたんだ、あいつはと嬉しそうな崑一。
ひどいと美輪子は怒っている。
あんまり気にしちゃだめよと心配する眞澄。
美輪子は綱輝くんと富貴子が仲良くなれば良いと思っているのか？ときく崑一。
だって、ぼたんは、婚約までしていたのよ。綱輝さんを受け入れていたのよ。
嬉しそうにデートにいく振りをしてと怒っている美輪子。
富貴子が帰ってくる。
喧嘩なんかしちゃだめよ。仲良く話すのよと心配する眞澄。
部屋にいく美輪子。
富貴子の匂いを嗅ぎ、ぼたんの体からとてもいい興奮が伝わってくるわ。
あら？お酒を飲んだのね？さぞかし楽しいデートだったんでしょうね？と聞く美輪子。
もちろん。綱輝さんはいい人だからと答える富貴子。
二子玉のママお店で？という美輪子に、ええ。でもあちらのママは私のことが嫌ってるみたいね。だから途中で場所を変えたのと嘘をつく富貴子。
その後も、尋問のように、どこのお店にいったの？お酒は何を飲んだの？綱輝さんも飲んだの？お料理は何を食べたの？と聞く美輪子。
曖昧な返事をする富貴子に、はっきり覚えていないの？と聞く美輪子。
はっきり覚えているのは、お酒もお料理も美味しかったって事と答える富貴子。
ぼたん、綱輝さんとキスぐらいしたの？と聞く美輪子。
キスですってと笑う富貴子。
したの？しなかったの？と聞く美輪子に、
したわよ。ちょっと口びるにふれただけのキスだけどという富貴子。
笑う富貴子。
この裏切り者。よくもぬけぬけと嘘ばかり。口からでまかせばかりと服で富貴子を叩く美輪子。
みわちゃんちょっとやめてという富貴子に、ひどい、ひどい。許せない。こんな裏切り許せないと泣いている。
覚えてらっしゃいぼたん、ただじゃすまないわよという美輪子。
みわちゃん・・・・と富貴子がつぶやく。
今日はここまで。
感想
今日は、予想通りの内容でした。
今回は、仲良しな二人な感じでしたが、最後は大変でしたね。
美輪子も異常ですが、美輪子の質問に答える富貴子の喋り方も怖かったです。
何度も、笑いながら答える感じが、いつもの富貴子とは全然違いました。
そして、お金を借りた事もあってか、今回の伊佐子は、そこまで嫌な人ではなかったです。
嫌な人といえば、崑一でした。
綱輝さんの待ちぼうけに大爆笑！！
崑一も娘としてではなく、富貴子が好きなんでしょうか？？？
次回予告
惨事⁉危機は突然に…
美輪子は、富貴子が内緒であっている清塚さんに接近するようです。
最初は、お金で解決しようとするけど、怒る清塚。ホテルをとってあるのという美輪子。
部屋に入り、恋人ごっこをしましょと清塚さんの上に座りキスをする美輪子。
清塚さんは関係を持ってしまうんでしょうか？
その頃、富貴子は、眞澄とぼたんのお墓参り。
するとそこに綱輝さんがくるようです。
富貴子は美輪子の計画でまたしても綱輝さんと会い、苛立ちがあったこともあり、ぼたんの事を忘れて楽しんでほしいと呟く。ストーカー殺人にあった美輪子には難しいんじゃないかという綱輝。
そこに美輪子が清塚さんをつれてくる。
富貴子と綱輝さんがいるところで、恋人の清塚さんと紹介していました。
清塚さんも、こちとら、愛の奴隷ですよって言ってました。
何でこんな口調なのか・・・・。
富貴子は怒るようですね。
そして、もう一つ気になるのが。何か綱輝さんが事件？に巻き込まれる？？？
富貴子が、綱輝さんと叫んでいました。
明日の内容が気になります。