第35話が終わりました。
ということで、まずはあらすじから。
ネタバレですので、知りたくない方は見ないでくださいね。
第三十五話
世奈子の店
綱輝と世奈子がワインを飲んでいる。
世奈子はかなりご機嫌に高笑いし、それ見たことかっていうのよ。
崑一も怒って偽ぼたんをたたき出したわ。
美輪子に近寄るな、姉妹の縁を切れって見事に引き裂かれて、偽ぼたんと薔薇がばらばらになったのよ。
ばらだけに、ばらばらと大笑い。
綱輝さんは、ばらばらに・・・・と話だけを聞いている感じ。
綱輝さん、あなたも婚約を破棄した方がいいわね、放火殺人犯の姉とは結婚できないでしょという世奈子。
しますよ。予定通りという綱輝。
あなたの両親も賛成しない。犯罪者の身内になるなんてと笑う世奈子。
5月にします。富貴子の名前にふさわしく、牡丹の季節に結婚しようと思っているという綱輝。
急に、表情がかわり、牡丹の季節ですって?性懲りもない男ね。
どこまでぼたんを踏みつけにすれば気がすむの。あんたってバカなの?という世奈子。
何とでも言えばいいとお金を払い帰る綱輝。
吉田家
たくさんすぎる荷物を実家におくられ、寝る場所もない状況。
峰靖は、追い出すとなったら容赦ないなと困っている感じ。
富貴子は、カフェの方のネイルアートの道具もあるからと涙をためている。
じゃー、仕事にもいけないのか?しかたないな、父さんも手伝うから寝る場所だけでも作ろうという峰靖。
伊佐子が、富貴子お客さんだよ。降りておいでという。
誰かしらと下に降りると、綱輝さんがきている。
えらく活気がある店だねという綱輝。
すみませんね。こんなところじゃ落ち着かないだろうけどという伊佐子。
伊佐子に言われ、席に案内する、峰靖。
誰?という杉彦に、お知り合いよといい、綱輝さんに弟だと紹介する。
こんにちはと挨拶する綱輝に笑顔の杉彦。
家族みんなでやってるんだねという綱輝に、そうなんです。父と母という。
後で、ゆっくりご挨拶するよ。大変だったね、いろいろとという綱輝。
びっくりしたでしょ?という富貴子に、この店のことは清塚から聞いていたんだよ。あなたがてんぷら屋の娘ということもという綱輝。
あやまる富貴子に、いいんだよ。そんなこと。元気そうなんで安心したという綱輝。
ありがとう綱輝さん。わざわざこんなところまできてくれてという富貴子。
あなたは、大丈夫だ。こんなことでめげる人じゃないんだしという綱輝。
ちっとも大丈夫じゃないのよ。全然ダメ。もうずたずたなのよ。
美輪子のことが心配でたまらないの。あの子がどんなにショックを受けているだろうと思ってと泣く、富貴子。
美輪子にあったか聞き、会ってやってちょうだい。何度も何度も携帯に連絡があったけど、私出られない。
出たくても出られないという富貴子。
姉妹の縁を切れって言われたんだって?という綱輝。
ええ。ええと泣く、富貴子。
ひどいこというなあの親父。構うもんか。会っちゃえばいいんだよ。
あんな親父のいうこと。大人しく聞いていることなんかない。
血の繋がった姉妹なのに、このまま引き裂かれたままでいられるわけがないだろ?
会いなさい。僕がみわちゃんを連れてくるから。僕が責任を取るよ。すぐに会いなさい。
会った方がいいよ。
と優しい笑顔の綱輝。
小日向家
眞澄が、美輪子?と美輪子の部屋のドアを叩いている。
ねえ、あけてみわちゃん。あけてちょうだいとお願いする。
クローゼットのすみで、おねえちゃま、どうして電話にでてくれないの。
私たちこのまま会えないの?とつぶやき座っている美輪子。
萌子がくる。みわちゃんんが大変なんだって?という萌子。
部屋に鍵をかけたままで、返事もうんともすんとも言わないの。
もしかしたら・・・もしかしたらと思うと私という眞澄。
早く入らなきゃ中へという萌子。
崑一に電話しても繋がらないし、どうしたらいいの?警察を呼んだ方がいい?という眞澄。
とにかくドアを壊せばいい。電気のこぎりとかないの?という萌子。
おのならあるけどという眞澄。
じゃー、それでドアを壊そう。いつかみたいに手首を切ってたらどうするの?という萌子。
すると美輪子が階段を降りて出て行く。
美輪子、あなたどうしたのよ?という眞澄に、どうもしないわよという美輪子。
出かけるの?と聞く眞澄に、見れば分かるでしょ?おばあちゃままできて何騒いでるのよという美輪子。
大丈夫か聞く萌子に、大丈夫に決まってるわと答える。
どこ行くのよ?という眞澄に、どこだっていいじゃないの。結局はお母さんはパパの手先なんだからという美輪子。
そんな言い方しないでよ。私だってどんな苦しいかという眞澄。
自分の娘じゃないの。どうしてお姉ちゃまを守らないで追い出すのよ?という美輪子。
だって、今のところはパパのいうとおりにするしか・・・という眞澄。
ふん、冷たい母親。ついてこないでと出て行く美輪子。
大丈夫よ、あの調子ならという萌子。
ローズカフェ
綱輝と富貴子がいる。
綱輝は、もうここで仕事もできなくなったんだね。あの親父、ここまでしなくていいのにという。
美輪子がくる。
富貴子に抱きつき、会いたかった。会いたかった。ぼたん。おねえちゃまという美輪子。
ごめんなさいね。何度も電話をくれたのにという富貴子。
もう私に会いたくないのかと思ったわという美輪子。
何を言ってるの?しかたがなかったのよという富貴子。
私みたいに世話の焼ける妹、もう見放すしかないと思っちゃったのかとという美輪子。
バカなこといわないのという富貴子。
私たち姉妹の仲を引き裂こうたって、そんなこと誰にもできるはずないのにという美輪子。
みわちゃん、そのとおりだよ。よかったねという綱輝。
ありがとう。綱輝さんから電話をもらうまで私死にそうになってたのという美輪子。
大丈夫だよ、もう!といい、従業員をみて、ここは社長のテリトリーだからね。
僕が富貴子のためにどこかネイルアートの店が開けそうな場所を探すからとう綱輝。
ありがとうと感謝する富貴子。
用心のために僕は外で見張ってるよという綱輝。
もう怖いものはないわ。どこにでも会いに行くわという美輪子。
離れていても私の心はぴったりと美輪ちゃんに寄りそってるのよという富貴子。
手をつなぎ、外を見る二人。
おねえちゃま。ほら、薔薇の木はまだ芽を吹き出したばかり。でも、私には、百花繚乱に咲き乱れている薔薇の花が見えるの。お姉ちゃまにも見えるかしら?と聞く美輪子。
ええ、見えるわよ。みわちゃんという富貴子。
私たちは、牡丹と薔薇。切っても切れない強い絆で結ばれあった姉妹なのよという美輪子。
ええという富貴子。
亡くなったぼたんが見守ってくれてるわ。背後霊のようにぴったりと寄り添って。
私たちを守護してくれてるわ。だから大丈夫。
誰にも引き裂かれやしないという美輪子。
ええ。ええという富貴子。
ネイルの店を再開している富貴子。
美輪子も手伝っている。
手をつなぎ、街をあるき、笑顔の二人。
伊佐子が、はい、富貴子スペシャル。はい美輪子スペシャルとてんぷらを出す。
二人で吉田屋にもいっている。
いただきますと二人でたべ、美輪子も、うーん、すごくおいしいと伊佐子をみる。
富貴子はいつもと一緒よというが、伊佐子が、違うわよ。杉彦があげたんだからと笑顔でいう。
世奈子の店。
崑一がきている。
眞澄と喧嘩したの?という世奈子に、喧嘩ならまだいいんだが、いつが暗い顔して、私が不幸せなのはあなたのせいだといわんばかりでという崑一。
逆恨みしてるんだわ。もともと養父母がいるんだもの。あんな娘たたき出されて当たり前なのに。
こんちゃん、早く離婚しなさいよという世奈子。
そう簡単には・・・という崑一。
そもそも、私たちは馬があった夫婦だったのよ。
カオルコさんに引き裂かれて離婚しちゃったけど。
あのまま一緒に暮らしていたら美輪子も生まれなかったし、ぼたんだってあんな無残な死に方をすることもなかったわという世奈子。
うん。そりゃまあ・・・という崑一。
みんな眞澄が小日向家に不幸を持ち込んできたんじゃないの。
早く、あの女と離婚してよ。私、もう一度あなたと一緒になりたい。という世奈子。
世奈子の手を握り、焦りなさんな。事実上はよりが戻ったんだからという崑一。
この年になってまた女になれるなんてねと寄り添い。
思ってもみなかったわよこんちゃんと笑顔の世奈子。
私もさと笑顔の崑一。
その点では、今度の展開は悪くなかったわね。
でも、こうなったらちゃんと妻の座に戻りたいわという世奈子。
うん。けりをつけなきゃならないことが多すぎる。時間がかかるよという崑一。
こんちゃん、あなたの決意次第じゃないの?
そりゃ多少の慰謝料は仕方ないにしても、美輪子はもう大人なんだから、母親につくか父親につくか好きにさせたらいい。
小日向家に戻って、きちんと折り目正しい家庭に作り直したいのという世奈子。
うん。まあ、悪いようにしないからという崑一。
離婚してね。必ず離婚してねと崑一によりかかる世奈子。
小日向家。
萌子がきている。若い女と付き合っている時は、遊びだから帰ってきてたけど、今回の相手は世奈子だと感づいている眞澄。
今回の富貴子のことでは、鬼の首を取ったかのように鼻高々で。崑一の後ろで手を引いてるようにしか思えないっていう眞澄。
あきれるわね。二人ともいい年してという萌子。
時間が遅いので、泊まっていくようにいう眞澄。
このうちは、こんな時間になっても誰も帰ってこないのねという萌子。
眞澄は、美輪子は富貴子の店に入り浸ってる。一時はどうなることかと思ったけどという眞澄。
本当に富貴子は立派ねという萌子。
あの子には申し訳なくって。何もかも変な風にこじれてもうどうにもならないわという眞澄。
崑一さんが浅はかなんんじゃないの?古ぎつねに鼻毛読まれてどうするつもりなんだろう?という萌子。
ホテル?
崑一と世奈子が関係をもっている。
世奈子は、別れて。あの女を離縁してといっている。
するよ・・・。するよという崑一。
約束して。必ず別れるって、約束してという世奈子。
約束する、約束・・・・といったところで崑一がベッドから落ちる。
こんちゃん、どうしたのよ。こんちゃんと嬉しそうにいう世奈子。
崑一から返事はない。
状況がおかしいことに気づき、驚く世奈子。
小日向家。
眞澄が寝ていると電話がなる。
驚き、美輪子の部屋にいき、パパが死んだの起きなさい。パパが死んだのという眞澄。
えっ?と驚いて起きる美輪子。
病院にいく美輪子と眞澄。
ホテルで女性といたって警察から電話があったんでしょ?
警察にいくんじゃないの?と聞く萌子。
遺体は病院にあるのという眞澄。
病院
こんちゃんと寄り添う世奈子。
崑一の顔は幸せそうな顔をしている。
やっぱりあなたね。出てってよ!という眞澄。
出て行けですって?私が最後をみとったのよという世奈子。
先生がくる。
失礼。ご家族の方ですか?と眞澄に聞く。
どうも家内ですという眞澄。
じゃー、奥さんは?と世奈子をみる医者に、間違えないでください。私が妻です。
この女がホテルで一緒にいたんでしょという眞澄。
ええ。付き添っておられてという先生。
先生、主人はこの女に殺されたんじゃないんですか?と聞く眞澄。
いやいやいや、とんでもない。警察でも事件性はないと言ってるんですという先生。
では、死因は何なんですか?ちゃんと説明してくれませんか?という眞澄。
はい。心肺蘇生を施したから反応がなかった。急性心不全。
まあいわゆる腹上死ですかねぇという先生。
こんちゃん、嫌・・・・・こんちゃん!となく世奈子。
眞澄は、悲しみより怒っている。
美輪子は、パパと泣いている。
ネイルサロン
綱輝がきて、富貴子にも知らせている。
あなたも行かなきゃという綱輝。
私は、遠慮した方が、義理の関係だしという富貴子。
行ってあげた方が美輪ちゃんも心強いんじゃないか?という綱輝。
お葬式
綱輝がきて、世奈子の横に座る。
おねえちゃまとつぶやく美輪子。
富貴子は、ネイルサロンで手を合わせている。
今日はここまで
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感想
いや、展開がすごい!!
今回も綱輝さんのおかげで良い方向に進んでよかったですが、なぜまた、二人を合わすのにローズカフェ?とちょっといろいろと突っ込みたくなりますが・・・・。
もっと別の場所であったらいいのに。
まー、追い出したものの、会っていても気づかないのか、何もなかったですが。
そして、世奈子がまた何ともいえない感じでしたね。
崑一も気持ち悪かった・・・・。死因にもびっくりが、医者の説明にもびっくりですよ・・・・。
次回予告
姉妹狙う!?謎の大富豪
眞澄はショックで泣き疲れ、美輪子は富貴子に助けてほしいとお願いするようです。
でも、崑一から絶縁されたことででしゃばるわけにもいかず、事態を見守るしかないようです。
そして、借金があることがわかり、ローズガーデンを売る必要がという話になるようです。
そこに、世奈子が金融会社を経営する、大隈を富貴子たちに紹介してくるようです。
小日向家の令嬢をもらい受けたいといってるのと世奈子はいっていました。
牡丹と薔薇の時の状況になりましたね。
牡丹と薔薇のように、お金が必要になり、60代の男性と結婚しないといけない状況になるけど、美輪子の身代わりに富貴子が結婚することにするんでしょうか?
そして、富貴子は、綱輝に美輪子と結婚してほしいとお願いすることになるんでしょうか?
気になります。